マルコと銀河竜 感想(ネタバレあり) 副題「ファミリーとは」
どうも、ワモです。
初めての記事は、steamで人気沸騰中の「マルコと銀河竜」の感想です。
体験版は未プレイのまま本番突入しております。
プレイ時間は企画者インタビューで言われてた10時間のさらに半分の5時間
僕は終盤になるとどうしても先が気になってポチポチしてしまうんです。声優さんすみません
↑ まずこれは読んだほうがいいでしょう。企画者の意図が載ってます。
多くの伝統的な愛好家はおそらく「短かっ」と思っちゃうかもしれません。
ただこの作品は今までのノベルゲームの文脈で語るにはあまりにも多くのエポックメイキングな要素を含んでいるのです。
よってこのゲームはそういう色眼鏡を外さなければいけません。
そこだけで判断しちゃうのはあまりに勿体ない。
(記事にも、本作はノベルゲーム再定義とありますが、本当そうだと思います。詳しくは別記事にします)
まず最初からしてど真ん中。
僕の経験からして、
ピアノが出てくるノベルゲーム
得てして名作です
ん? なにか混ざったかな?
ピアノって、何というかエレガントな技能の最たる物感あるじゃないですか。
ともするとダラッとしがちなノベルゲームにおいて、一瞬にして目を、耳を引くこのピアノという奴はもの凄く演出的にいい仕事をすると思うんです。
(まぁ、この作品でピアノの要素はかなり薄いんですけどね……)
ともかく第一印象は良かったです。
あとCGも本当にクオリティ高いですね。しかも量も凄まじい。
中身が無いやつほど数を誇ると言う人も居ますが、純粋にこの物量でこのクオリティを維持しているのはアッパレの一言に尽きます。
市長かわいい
市長かわいいよ
プリケツダァ……(別キャラですが、いいケツだったので……)
市長にはもっと出て欲しかったのが正直なところですが、まぁ仕方あるまいよ。
むしろああいう賑やかな子は出落ちキャラの方が輝くのです。
そう思うでしょ?
グラフィック関連で言うと、カートゥーン部分も非常に素晴らしい出来でしたね。
僕結構好きだったんですよ。カートゥーン。
ミッキー好きで結構見てて、声真似も出来るようになりました(ハハッ)
宇宙船が昔のテレビの形してるってのがなんかロックですよね。
もう宇宙船という技術自体が、この世界観ではレトロな物って事なんでしょうか。
ワチャワチャはカートゥーンの特権
は?
涼しい顔して普通にしゃべる生首
もうやりたい放題
ちなみにこの「目からビーム」を食らってる生首なんて
序盤で超シリアス目に出てきたのに、また出てきたかと思ったら
即落ち2コマです
でも気にしない
だってマルコと銀河竜だぜ?
まぁ、今までに無かった要素でざわついてましたが、作風にバッチリマッチしてたし、非常に良い前例になったのではないでしょうか。もっと増えろ。
さて、次に音楽ですが、ここで僕は非常に興奮してしまったのです。
この作品の舞台は一つの星を飛び出し、遥か彼方まで続く銀河……つまり宇宙です。
宇宙と言えば、思い浮かぶ音楽はなんですか?
もちろん、ホルストの「惑星」ですよね
大好きなホルストの惑星
しかも木星の部分 ジャシン・チャン
邪神ちゃんドロップキック(13) 面白いから全巻買おうね!
https://www.amazon.co.jp/dp/B07X1NSL5Q
ちなみに僕も木星が一番好きです。
それでですよ、そんな中で
ここ!
この場面から突如として僕の耳に聞き覚えのある旋律が鳴り響いたのです!!!!
え? 何これ? 宇宙? すげぇ、宇宙すげぇ。
木星? ホルスト? ホルス? ホルスの黒炎竜LV6???????
真っ先に平原綾香思い出す奴とは友達になれない(Jupitar批判ではない)
えちょ待って。俺は今ノベルゲームをやってるんだよな?
それなのになんで、ホルストの惑星が? それもよりによって木星が?
やばいこの作品すごいかもしれない。食べログで言うと星4.8くらい(最高値)
その瞬間、以上のような思考が駆け巡り、ワモの脳内はさしづめ星間戦争の様相を呈していました。尚、この作品には「火星」もBGMとして採用されていましたが、「火星」の副題は「戦争をもたらす者」です(ドヤァ……)
木星は最初のテレレテレレテレレテレレの所が宇宙エレベーターを登るシーンで、デーンってなる所でドアが開いてすげー宇宙的な光景が広がり、新たな物語が始まる的な妄想をしていたのですが、僕はもうまさにこのマルコと銀河竜という新たな物語にあの瞬間吸い込まれてしまったのです。まさにブラックホールです。
あ、アルコはブラックホールから産まれたって設定なんですけど
最後は残念ながらサヨウナラしました(唐突なネタバレ)
「アルコ」検索結果(2020/3/7時点) もっと頑張れ!
ふぅ……このブログ執筆中にもまだ興奮が収まらないぜ。
という訳で、一言。
ホルストの「惑星」が好きな奴に
悪い奴は居ねぇ
これが全て。この音楽を採用してくれてありがとう。
他にもこの作品が使ってるぞ、ってのがあったら教えてくれよな!
(サルゲッチュで使ってるのは知ってる)
他で言うと、
Big Dipper ガルグイユさんのテーマ? シリアス楽曲にコーラスは鉄板ですね
Gold Cord Blues 金紐市のテーマ? ラジオBGMな感じで永遠に聞いてられる
この辺りが特に印象深かったです。全般的に良かったですよ。
ノベルゲームは総合格闘技とはよく言いますが、やはり音楽が良い作品はほぼ間違いなく名作であると言えますね。
さて、ガワの感想はこの辺りにして、お話の所の感想ですが、まぁ5時間で読み終わるってこともあり、ラディカル・グッドスピードで事は解決します。
お母さんと離れ離れ
↓
10年後
↓
変な珠入手
↓
母を求めて地球(テラ)へ
↓
珠を求めて宇宙人も地球(テラ)へ
↓
なんやかんやあって珠が奪われて
↓
奪ったボスを超パワーでボコ殴り!
この感じ……どこかで見覚えが……あ!
そこにワンダーはあるのかい 暴尾亜空(ア・バオア・クー)
濃爆おたく先生1
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いいんだ。こういうので。細かいことは気にするな。
と言わんばかりにこの作品は細かい事は気にも留めず、ひたすらハイテンション・トップスピードのコメディが続きます。
はい、こういうの大好物です
特に好きなのがこの流れ。
声優の田村さんの演技が光ります。ここほんと最高。
このフリージアとやらは日常に溶け込む系ミュータントで敵なのですが、ガルグイユさんは脳筋ピュア故に全く気づかず、まるで十年来の戦友かのようなやり取りをします。
なんていい笑顔だ。
『死に絶えるフリージア。』がシュールさに拍車をかける
ここでさすがのガルグイユさんも敵に騙されていたとわかります。
正気に戻った彼女は、さらに警戒度を高めます。そして……
あまりにも自然な『セプテンバーはどう思う』でもうダメだった。
この人本当に愉快でした。シリアスな笑いって言うんでしょうか。こういうの。
この制作陣の前作「ノラとと」もこんな感じだって聞きますし、今度はノラととやってみようかなって思いました。
そろそろ真面目な所行きます。
お話のテーマは「異端との付き合い方」「家族とは」ってところでしょうか。
この広い宇宙において、地球人にとっては全ての地球外生命体が異端の存在です。
その中でも先程のフリージアやセプテンバーは『ラブ』というミュータントで、知らず知らずのうちに星に住み着き数を増やし、しれっと支配するという恐ろしい生物です。
こういう奴らに対抗するべく地球の人々は武力を用い、これを排除します。
敵性のある存在は排除する。これは基本です。
では世の中に蔓延る「イジメ」ってなんなんでしょう。
イジメられている存在は果たして「敵性のある存在」なのでしょうか。
髪の毛が白いから
お弁当が白米と納豆だから
家が貧乏だから
なんかちょっとウチらと違うから
これ、別に明確な敵意じゃないですよね。ただ異端であるというだけ。
でも、ただそれだけの理由で人は人をイジメます。
一つの星の中ですら、ヒトという一種族の中ですら、異端は無数に存在します。
極端に言えば、全員が異端なのかもしれません。
大切なのはそういう「異端」を認める事、もっと広い視野を持つ事
そして受け入れるだけでなく、時には衝突も恐れず、しっかりと軸を持つ事
それこそワニ星人やタコ星人と普通に仲良くしている一方で、筋を通さない奴らには一泡吹かせてやれるマルコのような、バランスの取れた考え方が求められているのではないでしょうか。
これが次代に求められる「強い女の子像」なのかもしれませんね。
やっぱり視野は広く持たなきゃいかんよ。
なにせ、これから我々は宇宙に旅立つ時代を迎えようとしているのだからね。
ん? 宇宙……惑星……ホルスト……? あ!!!!!!!!!!!
♪ 木星
落ち着け
それと家族。
これはインタビュー記事でも言われてた話ですが、前作から続くテーマのようです。
僕は親の離婚を経験してますし、もっと言えば目の前で取っ組み合いになってる姿とか見たりしてます。
家族という枠組みに関して割とドライな側の人間でした(今は違います)
主人公のマルコも親と離別し、ドスゴロに拾われるまではかなり悲惨な毎日を送っていたことは想像に難くありません。まぁ拾われた後も、一般的には後ろ暗いトレジャーハンター(この世界観ではどうかはわかりませんが)をやってるから、それはそれで大変そうですけど。
という感じで、マルコ自身も「家族」という存在に対して相応にドライな感情を持っているのです。
この感情は、実際に母親の姿を見る事で次第に変化していく訳です。
ギャグを挟まないと死んじゃう病気、僕も患ってます。不治の病ですね。
ただ、このお話で主に描かれているのは血縁的な親子関係ではありません。
ソウルで繋がったファミリーです。
例えばこの写真一つとっても、これがマルコの手に渡った事自体がドスゴロの親心の象徴なのです。
ドスゴロがこの写真を渡してくれたからこそ、マルコは自分の血縁上の親(敢えてこう言います)を意識するようになった。それも「お前は一流のトレジャーハンターだ」「でもオフクロはまだ見つけてねーじゃねーか」と言って。
これって、マルコが対抗意識燃やして探すように仕向けてるじゃないですか。マルコを真に理解しているからこそ言えるセリフです。
そしてこれ。
母親を探しに旅に行かせる(独り立ちを認める)
それでも嫌なことがあったら戻ってこい(帰る場所がある事を伝える)
これもう父親ですね。完全に
彼は恥ずかしがって、娘に対して度々暴言を吐きはしますが
10年間捨てたりせずにしっかりと一流のトレジャーハンターに育て上げたわけです。
血縁が無いどころか種族さえ違う生意気な小娘を。
これ、ドスゴロも求めていたのかもしれませんね。
家族、いやファミリーってやつを。
不思議ですよね。家族って言うと血縁上の関係に聞こえちゃうんですけど、ファミリーって言うとそれを超えた何か心で通じ合う仲みたいに聞こえる気がするんです。
銀河もそうですけど、地球一つとっても価値観は無数に存在します。
そう、先程言及したように全員が異端なんです。つまり全員が孤独。
そんな中でも共に助け合って寄り添いあえる関係性、そんなファミリーをドスゴロ自身もマルコに対して求めていたのかもしれません。
マルコもそんなドスゴロの考えに同調したからこそ、血縁上の母親との離別を乗り越え、新しいファミリーとの関係を築けたのでしょう。
でもドスゴロは親代わりにはなれないと言いました。
その葛藤の末、成長したマルコにあの写真を渡したのでしょう。
もしかしたらマルコという「大事なファミリーの一員」が居なくなってしまうかもしれないという不安を抱えながら。
大人ですよ。ドスゴロさん。いい話じゃないですか。
ソウルで繋がったファミリーを大事にしながらも、やっぱり血縁大事でしょというバランス感覚。そう、全てはバランスなんです。
さて、父親代わりはドスゴロでしたが、それじゃあ母親代わりも居るの?という所ですが、それがアルコなんでしょう。こちらはもっと不思議な関係というか、歪というか。非常に身につまされる関係性なのですが。
まず序盤を見てしっくり来るであろうマルコとアルコの関係性。
それは勿論、相棒ですね。
角あるのにどうやって付けたんだその装備。
一緒にアホ出来る仲。ソウルフレンド。相棒。唯一無二の存在です。
ですが、中盤になると違う面も見えてきます。
一つは保護すべき存在であるという事。
世話のかかる「子」とまで言ってる。母性をくすぐる声ですもんね仕方ない。
ちなみに僕は「未確認で進行形」の三峰真白たん(CV:吉田有里)が大好きでした。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00D7B39TI
俺は漫画もBDも全巻持ってる。買いましょう。
ふたばで拾った
そしてもう一つが、母親(代わり)の面。
中盤までの描写ではまだ「母親(代わり)だった」と言うべきですが。
このセリフはマルコの考え方にかなり影響を与えてますよね。
少年にコロッケあげるシーンとか。
そして終盤。「丸子」の血縁上の母親と話すシーン。
つまりマルコにとってアルコとは、時に相棒であり、時に守るべき娘であり、またある時には母親なのです。しかも、母親の記憶を失わせたのもアルコ本人ですので、そういう因縁もあるという関係。
これって共依存と同じです。
守り守られ、常に一心同体。
お互いに色々な役割を持っているから、誰にも代替出来ない関係。
お互いがお互いを求める余り、絶対に離れられない関係。
しかもお互いに後ろめたい気持ちを抱えているから、変化のきっかけが無い。
アルコは言わずもがな、記憶が食べてしまった事への後ろめたさ。そして最高に異端な存在である自分と一緒に居てくれるマルコと離れたくないという気持ち。
そしてマルコは真実を知ること、血縁上の母親の事を知り、そして地球人としての生活に戻る(アルコと別れる)事への後ろめたさ。
僕と僕の母も、そうだった時期がありました。
変化が怖い。今の生活が壊れるのが怖い。
僕が結婚したら、母親はどうなる? 同居出来るのか?
今まで母親と二人暮らしだったのに、今更母親から離れられるのか?
そもそも俺なんかに結婚出来るのか?
どうせ出来ないし、今のままでもいいんじゃないか?
怖くなると、逃げたくなると、やらない理由ばかり思いつきます。
マルコもまた、変化に対して臆病になっていました。
今まで母代わりとして世話をしてくれたアルコの元を離れて地球人として元通りの生活なんて出来るんだろうか。
宝物(母親)は手に入れるんじゃない。見られればそれでいいんだ。
アルコが母親代わりで、ドスゴロが父親代わりなんだから、それでいいじゃんか。
もし覚えてなかったら、それもはや他人じゃん?
でもそこでアルコは問います。
それでも恐怖を吐露するマルコに対して、アルコはこう言います。
やっぱり本当のお母さんは大事だよ。だからそこから逃げちゃダメだ。
頑張って、それでもダメだったら、ボクが母親になってあげる。
これドスゴロと全く同じなんですよね。
色々と悩んでたアルコもここでようやく覚悟が出来た(つもり)なのでしょう。
でもそれをアルコは後悔することになります。
そこがドスゴロとの経験の差なんでしょう。
そして一番最後。
マルコにはたくさんのファミリーが出来ました。
地球の皆、姉2人、ハクア、脳筋……自分がもう居なくてもマルコはしっかりやっていける……そう考え、アルコは最後の戦いに挑みます。
用意周到に死後公開されるであろうVまで用意して。
そして結果は……腹貫通パンを喰らい、絶体絶命となります。
でもアルコはここで、母親という存在を初めて理解するのです。
それも理解せず、安易に母親になってあげると言った事を謝ります。
やっぱりアルコは怖かったのでしょうか。
マルコが本当の親の元へ行き、自分はまた一人ぼっちになっちゃうんじゃないか。
そうなった時、自分は「新しい家族が出来た」マルコを呪ったりしないだろうか。
いや、そうじゃない。
マルコが大切にしているものも大切にしたい。そう気付いたのです。
光と闇が両方そなわり最強に見える
Buront
人間は矛盾を乗り越えた時、一皮むけると言います。
アルコは以前言いました。
マルコはいつの間にか大きく成長していました。
それこそ、アルコにファミリーの大切さを教えられるほどに。
こうしてマルコとアルコは歪な共依存という関係を超え、真の相棒になったのです。
心身ともに(詳しくは本編を見てね)
その感情の名を、二人はまだ知りません。
まぁこの関係性を敢えて表現するならブラザー!ですかね……(適当)
そして真の意味でお互いを理解した後、アルコはそれでも尚異端である自分を認められず、自らマルコの元を離れようとします。自分も辛いだろうに、敢えてきつい言葉を使ってまで。
この広い銀河、アルコはずっと一人ぼっちでした。
強すぎる力故に、周りの皆を傷つけて、避けられ続けて生きてきました。
それでもマルコが居てくれたから、自分は親子ごっこが出来た。
もうこれも終わり。マルコは自分以外にも沢山のファミリーが居る。
だから自分は身を引くべきなんだ。
怖くなると、逃げたくなると、やらない理由ばかり思いつきます。
それはヒトも銀河竜も同じなのかもしれません。
今思うと、この二つの敵というのも、アスタロトと自分自身なんでしょう。
自分は嫌われ者だという意識は根強く残るものです。
そこへマルコは言います。
『なにびびってんだ!!
あっちゃんはひとりじゃない!!』
子は親に育てられ、いつか子は親を追い越し、親は逆に何かを教わる。
あるときは娘、あるときは母親。
お互い求め合う共依存は、もしかしたらお互い奪い合う関係なのかもしれません。
そんな歪な関係だった二人と、今とでは同じようで全然違う。
お互いに与え合う関係になれたのです。
マルコはこうして、一人前の大人になっていきます。
その姿を見たアルコは自暴自棄になるのをやめ、ヒトの姿に戻ります。
へへっ、きっとキミは、まだまだおいしくなる(成長する)
つまり、死ぬまでずっと(永遠の別れ)
母親代わりとして、コテコテのお母さんセリフからの……
それでも本当のお母さんは大事にしとけよ! というセリフで締めくくります。
人生、出会いもあれば別れもあります。
人はそれを乗り越えて、より大きく、より強く成長していく。
言葉にしてみれば陳腐ですが、ここまで「ファミリー・人との関係性」についてのメッセージを積み重ね、しかもこの短時間の作品にまとめて見せつけられたら、一人の物書きとしてもまさにアッパレです。
素晴らしい物語だったと思います。
最後にOP曲をBGMにファミリー達の現在を見せるのも良い余韻です。
まさに王道を往く……といったところでしょうか(唐突な淫夢要素)
子は親に育てられ
いつか子は(親元を離れて)親を追い越し
親は逆に何かを教わる
これが親子ってもんなんでしょうねぇ。
僕は母に、あるいは父に何かを教えられるのでしょうか。
いや、そんなに背伸びしなくてもいい。出来ることからやればいいんです。
人はそれを、親孝行というのではないでしょうか。
だからお前ら!
親孝行しとけ!
え? 最初雑だったくせにいきなりシリアスになるなって?
でも気にしない
だってマルコと銀河竜だぜ?
そう思うんだが
セプテンバー、お前はどう思う?
↑ 言いたかった
閑話
この記事書くのにプレイ時間以上かかりました。
でもそれよりもさらに、この作品を作る為に膨大な構想時間と製作時間がかけられたことは間違いありません。
「マルコと銀河竜」という作品を生み出して頂き、誠にありがとうございました!
素晴らしい13時間でした!(ブログ執筆時間含む)
あと正直言うとですね。大変申し訳無いのですが……吉田有里さん、みでし(未確認で進行形)放映当時は変な声声優として一発屋で終わってしまう(僕はすごい好きなんですが)って思ってしまっていたのですが、こんなに情緒揺さぶる演技が出来るなんて、と今回感動致しました。是非、次代を担う声優さんになってほしいです!